社長コラム

令和5年12月1日

◇ 暑い夏が漸く過ぎたかと思ったら今年も年の暮れの季節になり、昭和100年(2,025年)迄あと1年1ヶ月になってきた。

◆ 令和年号がカウントされる中、どうしても“昭和年号”に愛惜の情があり、田舎の母子家庭で育ち中学3年から農業(田・畑の耕作)の手伝いに明け暮れた日が忘れられないからである。

◇ 昭和30年代、自分の家には耕運機,脱穀機等何もなく、所有者に頼んで田畑を耕作していく訳だが、野菜を作り、田植え、秋の収穫時期には“結い”をさせられ、その所有者の田んぼにも手伝うことになり、忙しい時期は体がくたくたに疲れ勉強していく余裕はなかった・・・・・。そして、収穫した野菜を学校に行く前の朝早く7km離れた青果市場に自転車で売りに行っていた。

◆ 人生に苦労は付きものというが、それは体験した者でなければ理解出来ないかも知れない。小生はその体験が糧となって“やり遂げる力、成し遂げる力”が備わったと思っているし、昭和100年に金婚式を迎えることを楽しみにしている。

 

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