社長コラム

令和4年9月6日

◆ 8月初め、飲食料品が年内に1万474品目値上げ予定と発表された。その内容は8月,9月から実施され、10月が6,305品目と最も多く値上げされて11月に終了することになっているが、今迄の値上げと合わせれば1万8,532品目となり、その平均値上げ率は14%、エンゲル係数は急上昇して家計を直撃することは必須である。

◇ それで、現役世代では給料の大半を生活必需品に費やさなければならなくなり、現役を卒業した高齢者は公的年金が今年4月から0.4%引き下げられており、今後の生活が厳しくなっていくのは明白であり、国に何か救済策を講じてほしいと請願したい。

◆ また、対岸のアメリカでは物価高騰に歯止めが効かず、FRBは今年に入って4回の大幅利上げに踏み切ったが、日本では依然金融緩和策を続けている。それが正解なのであろうか?ロシアのウクライナ侵攻で端を発した世界経済の景気後退懸念、ますます深刻化していくことは間違いないと観る。

 

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